超えて大気圏

初乗車から早4ヶ月、私はピカピカのユーキ推し8号車*1に進化した。 8月まで1曲も聴いたことなかったのに2024年一番聴いていたのは超特急だったらしい 仕事に情熱を持っていて、笑顔が特別かわいくて、マイペースで、愛され上手な人に弱い私が、ユーキさんを…

定義、選択、これから

アイドルが好きだ。物心ついてから、ずっと私の生活の中にはアイドルがいる。嵐、アイドリッシュセブンのアイドルたち、SixTONES、シャイニーカラーズのアイドルたち。本腰を入れて追いかけていないうっすら好きなアイドルもそこそこいる。とにかくアイドル…

見上げる背中

わたしが人生ではじめて好きになった芸能人は松本潤さんだ。嵐の中だったら松潤が好き、とずっと言っていたけど、たぶん最初のきっかけはそのお顔。好みの顔立ちのカッコイイお兄さんとしての「好き」でしかなかった。母親が嵐にハマってから、曲を聴いたり、…

黄色い線の外側

超特急さんのSpring Tour「Rail is Beautiful」追加公演で初乗車してきました。2ヶ月前まで超特急のことをほぼ知らなかった私がKアリーナに辿り着くまでの道筋を記録した文章です。 遡ると、ドラマ「みなと商事コインランドリー」がすべてのはじまりでした。好み…

ヒカリを追いかけている

イルミネーションスターズが好きだ。私はヒカリを追いかける3人のヒカリを追いかけている。 私がはじめて行ったシャイニーカラーズのライブは、1年前の3月、5thライブ「If I_wings.」のDay1だった。WINGくらいしか読んでいない状態であの凄まじいライブを浴び…

夏日陰

暑い。暑さに弱いわたしにとって、嬉しくない季節がやってきてしまった。夏は自分の身体がいつも以上にコントロールできないところが苦手だ。どんどん出てくる汗とか、日光に体力を持っていかれる感じとか、食欲が冷たい麺類に傾いてしまう感じとか。近年、…

内と外

最近、自分の強すぎる自我や、欲求のことばかり考えている。私は自分含めた人間のことに偏った興味を持ちがちなので、自己分析的なことはもともと大好きだ。就職活動をする過程でやった自己分析はかなり楽しかったし、占いやおみくじ、イメコンとかも同じ括…

晴れの日

祖父が死んだ。 この二年くらいは病気や怪我でずっとどこかしらが悪くて、この半年は入院していたし、先生にももう長くないかもしれないと言われていたのに、知っていたのに、祖父が本当に死ぬことを全く想定できていなかった。わたしが近しい人を亡くした経…

地べたを走る天使

今年の7月、アイドルマスターシャイニーカラーズのソロパフォーマンスライブ「我儘なまま」を見た。コミュは全然読めていないのだけれど、それでも各アイドルのパフォーマンスはそれぞれの色がよく表現されていて、終始感動と興奮の波の中にいた。Day1だけチケ…

喜怒哀楽

昔から、私は怒るのが上手でない子供だった。走ったり食べたりするのが遅いのと同じように、嫌なことを見たりされたりしたとき、それが怒りに結びつくのが遅いのだ。遅すぎて、感じた怒りや苛立ちを言動に繋げるところまでたどり着かないことが多かった。今…

わたしの箍

昨今の「推し活」ブームに乗っかって、「推しのために働いてる」「推しのことを考えたら頑張れる」といった言葉を目にする機会が増えた気がする。私は自分のことをオタクだと思っているし、推しがいないと上手く生きていけないタイプの人間だと思っているけれども…

花束の代わりに

SixTONESの姫は京本大我、という意見を少なくない頻度で見かける。私はそれが許せない京本担である。 いわゆる「姫ポジ」とは、メンバーに甘やかされていて、何をやっても許されるポジションのことをいう。私見だが、その扱いに無頓着である傾向も強い印象が…

team であるということ

ジャニーズを見ていると、内輪ネタってやっぱり盛り上がるんだなと思うタイミングが多い。今は亡きジャニー喜多川氏の話題に始まり、先輩グループの曲ネタやモノマネ、フレッシュJr. の黄色い衣装に怖い振付師さん、堀越高校。ジャニーズという概念は既に人…

「メンバー」という特別

最近のSixTONESは「グループで仕事をしたい」とよく言う。あらゆるメディアで必ずと言っていいほどその話題が出るし、そしてきっと私たちに届かないところでも、6人で話しているときにも口にしているのだと思う。彼らは6人でいることにこだわるし、6人で何か…

原作厨の一人言

レガシー発売に伴って映画を見返してる人々をお見かけしたことで、映画もいいけど原作も読んでくれ!!妖怪の人格が活発になってしまったのでハリーポッター原作読めブログを書いています。 ハリーポッターのいちばん面白いところのネタバレがほぼ全部含まれ…

「推し」と恋愛

推し*1に向ける感情と恋愛感情は別物であるというのが私の持論である。 私が「推し」という概念を獲得したのは高校生の時だった。例えば同じクラスや学年の人に「推し」という言葉を用いるとき、私にとってそれは「恋愛感情ではないが強い好感を持っています」とい…

最強の6人と出会った夏

SixTONES沼落ちブログです。 あまり推敲していないので読みづらいかもしれません。ご容赦ください。 はじめに SixTONESの話をする前に、私のオタク遍歴の話を少し。 アイドル、およびジャニーズとの出会いは嵐でした。私は、親の影響で、小学生の頃から嵐が…

アルバス・ダンブルドアと麒麟のお辞儀

私がハリーポッターと出会ったのは小学生の頃。鮮やかに、緻密に、でもダイナミックに描かれる魔法の世界にあっという間に引き込まれて、取り憑かれたように死の秘宝まで読み進めたあの衝動は、それから10年以上経つ今も忘れられない。ハリーポッターシリー…